一般に多く使われている、安価で省力生産が可能なクロム鞣製剤の原料の原料三価クロムは、鉱物から精製されており、有限資源乱採掘、自然破壊が問題視されつつある今、環境負荷が決して低いとは断言できません。更には環境・共存物質により、また廃棄された皮革製品が焼却されたとき、強い毒性のある六価クロムが精製される可能性が高く地球環境だけでなく、生活環境への懸念をも、もう一度見直さなければなりません。
一方。國鞄シリーズが採用している純国産最高級ピットヌメは、植物から抽出したタンニン成分で精製された鞣製剤で、じっくり時間をかけて丹念に鞣されており、仮に焼却しても一切有害物質を排出せず、土中に埋めても微生物が分解するという環境負荷と安全性をトータルに改善できた究極のエコロジー素材なのです。
國鞄シリーズがこれから何十年先と、持つ人の心を魅了する鞄であり続けるためには、自然と共生していくためのさらなる進化が求められていると強く感じているのです。その時、自然の恵みを大切にいつくしんできた私たち日本人の心が、國鞄シリーズならではの、日本の環境に優しい心とともに大きく貢献できるのではないでしょうか。
國鞄シリーズはこんな独自のビジョンに基づいた環境技術のあり方を鞄づくりを通じて、これからも世界に発信し続けようと考えています。
|